2005.12.15〜12.19 フィジーのGT釣り(佐々木氏)

経過(言い訳)
フィジーのGT釣り(レポート:佐々木氏)
 
昨年のモルディブでのGT(ジャイアントメッキ)デビューに続いて、今年は12月15日から4泊5日でフィジーに行ってきました。同行者は昨年と同じM氏です。今回は船中泊ではなく、フィジーの元気親父、GT20年の名物キャプテン、ジム・シアーズ邸のゲストハウスに宿泊しての2日半の釣行です。
 この時期、直行便がなかったため、ソウル経由の大韓航空で行きました。仁川(ソウル)でM氏と待ち合わせだったのですが、出発2〜3日前より富山は大雪で、当日の富山-羽田便が定刻通りに飛ぶかどうか、最後までドキドキでした。結局ほぼ定刻通りに飛んで、なんとか成田の出発に間に合いました。
 さて、仁川で待ち合わせしてフィジーまで飛んだのですが、モルディブに比べてフライト時間が長くて疲れました。ようやくフィジーに到着、迎えにきてくれたタクシーに乗って、いざジム邸へ。・・と、途中でスーパーに寄って水とビールの仕入れです。飛行機が少し遅れて到着したのと寄り道したことで、ほんのちょっと遅くなりましたがジム邸へ向けてタクシーは快調に飛ばしています。そこへ、タクシー運転手さんの携帯電話が・・・。
 
運転手「ジムからだよ。はい。」
僕「もしもし。」
ジム「フィジーへようこそ!!遅かったな!今どこ?あとどのくらいで着く?。」
僕「あと45分くらいらしいよ。」
ジム「よーし、わかった。はやく来いよ。釣りに行こうぜ!」
 
 早くGT釣りに行きたくてしょうがない様子です。ジムは今年70歳のフィジーで唯一のGTキャプテンです。どうやらジム・シアーズ道場はもうすでに始まっているようです。
 
 しばらくしてジム邸に到着、挨拶をすませて、ジムにゲストハウスに案内してもらいました。ゲストハウスに到着し荷物を部屋に運び込むと、ジムは僕のバズーカのガムテープをバリバリ剥がしながら言いました。
 「何分くらいで準備できる?」
 もう、やる気満々です。結局30分後に出発となりました。
<Jim> ジム・シアーズ道場の道場主。フィジーの元気親父、70歳。私とM氏のことをboysと呼んでました。とにかくGTが大好き。 <アラナU> この船(アラナ号)で2日半の釣りをしました。2人だったので前と後ろに分かれてキャスティングしましたが、前のデッキはジムの監視下に置かれます(笑)。フライングデッキからジムが監視しているので休むことは許されません(爆)。そして、前デッキはGT初心者の私の指定席となりました。ちなみにアラナというのはジムのかわいい娘さんです(助産師になるために勉強中)。
<水路> この水路を通って海に出ます。ジムは海からゲストハウスの下までこの水路を自分でひきました。・・・GTのために。 <ファイト1> 今回私の最大のGTとファイト中です。
 
 
<ファイト2> GTは2回目だけどマグロで鍛えているから、ちょっと余裕♪ <ファイト3> ♪♪
<ファイト4> ロッドなかなかよく曲がってるでしょ。 <魚影> 見えてきた。

 
<GT抱っこ> これなら抱っこしてもいいでしょ。 <GT抱っこ2> もう一枚。ジャイアントメッキじゃないよね???
<ファイト6> さらにファイト! <メッキ> でもメッキ(涙)

<M氏ファイト1> 腰を落としたM氏の落ち着いたファイト。 <M氏ファイト2> 余裕♪♪
<カスミ> 一人では持ちきれないので二人で(嘘)。ホントは上のファイトで揚がったイイ型のGTの写真がありません。今回は前と後ろの泣き別れ状態だったので写真が少ないんです。特に、前デッキで道場主の監視下にあった私は休むことなど許されるはずもなく・・・・・。というわけで写真のないGTが結構います。 <ファイト5> 初日のファーストヒットがこれです。

<外道> GTではありませんでした。ジム「Oh!鍋フィッシュ!」ジムの家には味噌があるので美味しそうな外道は味噌仕立ての鍋になります。 <外道2> 写真は少ないですがM氏はGTも外道もたくさん釣りました。バラクーダも釣っていたような???
<外道3> 私もさらに「鍋フィッシュ!」です。どうです?美味しそうでしょ。この晩のおかずでした。
<続GT抱っこ> なかなかしつこい(笑)  最終日は朝にこの魚を含め2〜3匹のGTをキャッチした後かなり渋く、さらにバラシ(ほとんどがフックアウト)を連発しました。
ジム「Hey,boys!グルーパーだめ、鍋フィッシュだめ、サワラだめ。お前たち、今晩のディナーどうするつもりだ!!!!」

<カバ> 樹液を水で薄めた「カバ」という飲み物。勧められたら、手をひとつ叩いて「ブラ!」と言って飲みます。舌がしびれます。 <刺身> 初めて食べたカスミアジの刺身。意外なことに美味いです。他にゴールデントレバリーも刺身で食べましたが、美味しいですよ。
   
<Jimと> 最終日にジム宅のバルコニーで。M氏とジムと一緒に。


<外道> GTではありませんでした。ジム「Oh!鍋フィッシュ!」ジムの家には味噌があるので美味しそうな外道は味噌仕立ての鍋になります。 <外道2> 写真は少ないですがM氏はGTも外道もたくさん釣りました。バラクーダも釣っていたような???
<外道3> 私もさらに「鍋フィッシュ!」です。どうです?美味しそうでしょ。この晩のおかずでした。
<続GT抱っこ> なかなかしつこい(笑)  最終日は朝にこの魚を含め2〜3匹のGTをキャッチした後かなり渋く、さらにバラシ(ほとんどがフックアウト)を連発しました。
ジム「Hey,boys!グルーパーだめ、鍋フィッシュだめ、サワラだめ。お前たち、今晩のディナーどうするつもりだ!!!!」
フィジーの風景です。
<マングローブ>
ジムの切り開いた水路に群生するマングローブです。GTフィッシングから帰ってから、マングローブジャックを狙ってみましたがカスリもしませんでした。
<砂浜>
フィジーはリゾートのはずなのですが、例によって宿と海の上の往復なので一般の観光スポットとはまったく無縁でした。出船する途中に見えた砂浜です。もしかしたらリゾートのビーチかも(笑)。

<ゲストハウス2>
船から見た風景です。白い建物がゲストハウスです。
<ノニと水路>
ゲストハウスから見下ろした風景です。ノニ畑の向こうに水路が見えます。ノニというのはフィジーの特産品のフルーツです。ジュースが体によいというのですが・・・・・・かなりキツイです(爆)。ジムは毎日飲んでいるらしく、健康の秘訣だと言ってました。これを飲み始めてから髪が生えてきたんだって(笑)。空港でも土産物として売ってたけど、フィジーで飲んだ人は買って帰らないだろうなぁ。

<マンゴ>
毎晩夕食のデザートとして出てきたマンゴです。これは絶品です。ジム曰く、フィジー産と外国産の交配種だそうですが、とにかく絶品でした。
<風景>
滞在中、毎晩夕飯の前に「カバ」を飲みながらジムと話をしました。ジムを訪れるGTアングラーは日本人が多いので、ジムはニュージーランド訛りながら日本人に聞き取りやすく英語を話してくれます。ニュージーランド人のジムは若いときからミクロネシア周辺を転々とし、土地土地のことを書いた著作も多数あります。タヒチにも数年住んでいたと言っていました。フィジーには20年あまり住んでおり、この土地でGTフィッシングにどっぷり漬かったようです。自分は90歳までGTをやると言ってました。
 「人生は早い。」ジムは言いましたが、決して「人生は短い。」とは言いませんでした。自分の思うとおりに人生を生きてきたジムにやり残したことはないのかも知れません(結婚も3回してるし(笑))。

「少年老い易く「楽」成り難し」(爆)、ジムを見ていると私などはまだまだだなぁと思ってしまうのでした。
   


釣 果
   
佐々木 GT5匹 他グルーパーなど     M氏 GT8匹以上(不詳) 他グルーパー、バラクーダーなど多数
   

   現地チャーターボート
タックル      佐々木  ロッド:フィッシャーマンビッグゲーム86, スミス80/45P, シマノオシアGT82M
                 リール:ダイワ ソルティガ6000GT, シマノ ステラ20000PG
                 ライン:アバニGT8号, 6号
                 リーダー:バリバス130lb, 170lb
                 ルアー:GT-γ 120, 160
 
          M氏    ロッド:シマノオシアGT82M, ゼナック?
                 リール:リョービ フィッシングサファリ5000, シマノ ステラ10000HG
                 ライン:PE6号
                 リーダー:不詳
                 ルアー:GT-γ 120, 160 他

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